ケフィア繰り生き物の洞穴(無職)2

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<<   作成日時 : 2017/01/22 13:24   >>

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水曜日にゲンフルーエンスの猛威に晒されて

死の淵を彷徨っているごっこをしていたけど

今日になってようやく熱が引いた。

まだ喉は痛いし咳も止まらないしちょっとダルいので

今日はのんびりサボろうと思う。

いやー、しかし、

今年のインフルは強敵でしたね。

普段はインフルにかからない人達まで

次々と倒れていきました。

まるでタチの悪い伝染病みたいでしたね。

『えっ? インフルって風邪のちょっと強い版じゃないの?』ってなりました。

……。

今年まで

私の中で

ある常識が有ったんですね。

風邪だのインフルだのは二晩眠れば治るっていう常識が。

一日目の夜、

熱が39度あるじゃないですか。

で、

翌朝目覚めても熱が39度ある。

苦しい。とても苦しい。

けど、

『どんな高熱でも二晩我慢すれば治るんだ』って

そういう確信があるから

なんとか我慢しようって気になるじゃないですか?

で、三日目の朝までじっと耐えるじゃないですか。

熱が39度あるじゃないですか。

思わず手頃な長さのロープを探しましたね。

ワタクシ、この決戦の日に備えて

禅の技法をストックしていったんですよ。

私は元々

『禅の技法を駆使すればこの世の苦痛の27,58%くらいはどうにかなる』という

狂信に従って人生を歩んでいる

クレイジーブッディストジジイなのですが、

『俺の禅じゃあこれには勝てないな』というものの一つが

『高熱にうなされている時の苦痛』で

集中力で苦痛をなんとかしてしまうのが禅の技術なのに

高熱で肝心の集中力が落ちたらどうしようもねーな……というね。

『心頭滅却すれば火もまた涼し』っていうけど

火で焼かれてる人間に心頭滅却とやらが出来ますか?

精神が肉体を超越しますか? 大気に記憶をバックアップ出来ますか?

日本がハワイになりますか? おかしいと思いませんかあなた?


……。

けど、そんな高熱の苦痛に

もし禅で打ち勝つことが出来れば

『禅の技法を駆使すればこの世の苦痛の44,38%くらいはどうにかなる』

ということになるので

私にとって高熱というのは

是非とも討ち果たしたい宿敵なわけなのですね。

なので、

まあ、毎回敗北してはいるのですが

『今年こそは勝つぞ。見てろよインフル』

という気合で臨んだのですね。

……まあ、敗けたんですけど。

決戦のために編み出した技法の全てが

役に立たないどころかむしろ逆効果

念じることで逆に苦痛が強くなり自滅するという

ブッダ取りがブッダになるが如き

本末転倒っぷりを露呈してしまったのですね。

画像


けどまあ、それは良いんですよ。

結局インフルなんてのは二晩寝れば治るんですから。

二晩なら多少苦しくたって耐えられますよ。

……と思っていた所へ三日目の39度が襲ってきたので

流石に解熱剤をがぶ飲みしましたね。

……で、完敗じゃないですか。

禅の技法が通用しないだけならまあ良いですけど

解熱剤にまで頼ったら

流石に完全敗北じゃないですか。

だって、

私が日本産まれの甘ったれたボンボンだから

戸棚を開けたら風邪薬なんて便利アイテム

気軽に手に入りますけど

たとえば

第二次日露戦争なんかが勃発して

私が卑劣な軍部に徴兵されたとしますね?

で、旗色が悪くなった卑劣な軍部

私を露西亜に残したまま戦力を引き上げます。

取り残された私はシベリア抑留されます。(されます)

極寒の檻の中で私がロシアンインフルエンザにかかったとしましょう。

私が熱にうなされながら

『薬……薬と毛布を……せめて毛布だけでも……』

とロシアンに懇願したとして

ロシアンはバッファリンなんか出してはくれませんからね。

もうそれは敗北ですよ。

私という人間がインフルエンザに屈したのです。

もう『ごめーん』ですよ。

え? 誰に謝ってるのかって?

そりゃあ、ニーチェに。

『フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェごめーん!』ですよ

『ニーチェごめん……小難しいことぶつくさ言っときながら性病ごときに耐えきれず死んだ性病クソ野郎だと思っててごめん』

『俺だって紀元前とかに産まれてさ、「万物の根源はカルピスである」とかテキトーこいて倫理の教科書に載りたかったもんだからついさ……』

『俺もクソ野郎だったんだ……俺も……ただのインフルクソ野郎だったんだよ。俺に高校倫理の教科書に載る権利なんか無かったんだ……』

『だから……帰して……俺を日本に帰してくれよぉ……!』

と泣きじゃくりながら死んでいきますね。

露西亜人看守はそれを見ながら

『ホヒュッw なんか今日は黄色いサルがうるさく鳴いとるのぉw デュフチw』と

私の断末魔を肴にしてウォッカを一杯やりますね。

……死ねば良いのに。

で、私は天国に行ったら真っ先にニーチェに謝りに行きますね。

『ごめんなニーチェ』

『Niiche? What? I'm Thomas. Who are you?』

『バカにしててごめん。俺、今度ちゃんとあんたの本読むよ』

『ツァ……ツァラ……まあ、とにかく読むよ』

『「キリスト教圏の思想はキリスト教ありきで始まるから普遍性が無くて使い物にならない」なんて決めつけてたけど、きっと良いこといっぱい書いてあるんだよな』

『I...I can't speak Chinese. Sorry』

『But I like China. Sushi...Tenpra and sukiyahki』

『しっかしここ……温泉天国? ちょっと湯の温度熱くないかね? 外人さんにはこのくらいがちょうど良いのか?』

『おっ、けど、隣にワインの河ってのは気が利いてるね。グラスは……ドクロ型の奴しか無いの? 悪趣味だなあ』

『ささ、お近づきの証に一杯。飲もう』

『You drink blood!? Are you crazy!?』

『んだよ〜? 俺の酒が飲めねえってのか? 飲めやオラァ!』

『God! Kill the mad monkey...!』

『ん……? なんだか急に湯の温度が上がって……』

(無職が蒸発する音)

……。

こうして無職とニーチェは

いつまでも仲良く

天国で暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。







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